かれこれ十何年前に買ったスポット溶接機です。当時では性能が良いほうだった(結
構金額もした)
当時で本線の太さはこんなもの
それでも10発連続で打つと、コードは熱々で次に打つまでにかなりのインターバル
を置いてからでないと、うまく溶接できないし、スポット痕は思うように出せなかった。もちろん
出来ない場所もかなりありました。
昔のを引っ張りだして今のと比べたらコード自体の太さも全然違うし今のは本体か
らコード、ガンの先まで水とエアで冷やしているので、50発打ってもほぼ同じスポット痕が出せる。そもそ
も出力性能が雲泥の差があるけどただやり方、使い方を間違えば、いくら良い道具があっても、その威力は発揮でき
ないでしょう。
せっかく何・・・万もするスポット溶接機があるのに、それを使いこなせなくては意
味がない!
ロッカーパネルのスポット痕です 新車のスポットではないです!弊社で打ったものです
解る人には解るはず 出来ないはずですよねー
クォ―タパネルとロッカパネルの継目です ここは袋になっていて機械が入らないんです
しかし写真の通りスポット溶接です
MIG溶接でやった方がいいのか?スポット溶接の方がいいのか?
私は、出来る限りをスポット溶接でやることがベストだと思っています
錆びや腐食を極力防ぎ仕上がりも元に近いのですから
もちろんMIGの方が早いし手間はかかりません
見えない場所でこそ、こだわりを持ちたい
数年後の愛車の状態は歴然です
随時スポット溶接の修理例を溶接のカテゴリで紹介していきますので、どうぞご覧ください。